過保護・過干渉な親のもとで育つとどうなるか

こんにちは、ほそのゆうた(@yuta_hosono)です。
先日こんなツイートをしました

過保護・過干渉な親に育てられた子どもの特徴
①自分の身の回りのことをするのが苦手
②他人と話すときに過剰に気を遣う
③自分の気持ちがよく分からない
④大人になるまで過保護に育てられたことに気付かない
ただ親にやってもらうことが多かった分、人に頼みごとをするのは意外と得意だったりする

実は私も過保護・過干渉な親のもとで育った人間です。ちなみに私は一人っ子。

それぞれの特徴について、詳しく見ていきます。

身の回りのことをするのが苦手

これは一番イメージしやすいかもしれません。
過保護な親=過剰に子どもの世話をする親。
身の回りのことをする習慣が身につかず、苦手意識が芽生えます。

「自分から率先してやらないのが悪い」と思うかもしれません。
しかし現実はそう甘くはない。。

自分でやろうとしても、すぐにできないと怒られます。
そして「私がやる!」と取り上げられます

残念ながら、挑戦するチャンスも与えられないのです・・。

https://twitter.com/yuta_hosono/status/1192743731121795072
https://twitter.com/yuta_hosono/status/1183993685500805120

親元を離れると、意外と身の回りのことをするのが楽しかったりするんですよね。苦手意識があるだけで、嫌いなわけではない、みたいな。

他人と話すときに過剰に気を遣う

過保護・過干渉の親のもと育つと、他人に過剰に気を遣います。親の考えに合わせた方が心穏やかに過ごせるという体験に基づき、人の様子を伺う習慣がついてしまっているんですね。

ただ社会ではその生き方が通用しませんでした。特に会社においては下記2つの能力が必要です。

  • 自分がどう進めたいのかを考えること
  • 自分の考えを端的に説明すること

最初は私も混乱しました。「君はどうしたいの?」ときかれても、どう答えていいか分からなかったから。。

自分の気持ちがよく分からない

親に合わせることが習慣化すると、相手の気持ちを察することばかりを考えるようになります。すると他人の考えばかり優先するようになり、自分の気持ちが分からなくなってしまうんですね。

さらに厄介なのは、親の考えを自分の考えだと勘違いすること。私も自分の意思とは違う声を感じて、混乱することがあります。。

自分の気持ちを理解するためには、徹底的に自分と向き合うことが必要です。
自分に向き合うことが習慣化すれば、少しずつ自分のことが分かってくるんですね。

参考に、私が自分に向き合うために利用した本を紹介します。

  • 絶対内定:自己分析に特化した就活本、過去を振り返って自分を知るのにおススメ
  • ストレングスファインダー:自分の強みを分析できる本(強みはWebテストで判定)
  • ソース:自分の好きなことに気づくための本。ワークはやや難易度が高いが、「好きを大事にして生きる」という著者の考え方にとても共感した













過保護に育てられたことに気付かない

過保護育ちの最大の問題点は、ここにあると思っています。

  • 暴力は振るわない
  • 育児放棄もしない
  • 献身的に子の身の回りの世話をする

上記3つを満たす親は、一般的にどんな親だと思われるでしょうか?



正解は、いいお母さんです。
周りの大人はみな「いいお母さんでよかったね」と言う。すると、自分を責めます。親の言うことをきかない自分が悪いと。自分を悪者にしている限り、まさか自分が苦しんでいるとは気付けませんよね。

https://twitter.com/yuta_hosono/status/1191603613782728704

私が親の過保護っぷりに気づいたのは31歳のとき。31年間ずっと自分を悪者にしていました。。どうりで生きづらかったわけです。

私のように、親の過保護・過干渉で苦しんだ人のことをアダルトチルドレン(通称AC)といい、親の暴力やアルコール依存などで苦しんだ子どもも該当します。
どんなアダルトチルドレンにも共通して言えるのは、つらい子ども時代を送ったということ。もしかしたら、読者の中にもいらっしゃるかもしれません。つらい過去を送ってきましたね😭

ただ、過保護のもとに育ったからこそ身についたスキルがあるのも事実です。私も人に頼み事するのは得意です。めちゃくちゃ気は遣いますが・・(笑)
得意なことを大切にするのも、ひとつの生き方かなと思います。

最後に、アダルトチルドレンだった私が心を癒すために読んだ本をご紹介します。ひとりでも多くの方が自分を理解し、自分らしい人生を送れたら私は幸せです☺️
最後までお読みいただきありがとうございました。












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